服部のゆうゆうベトナム研修

このブログはキャリア体験学習です。 

もうワンウィーク

 今日は朝から列車に乗ってガタンゴトンガタンゴトンとドンナイ省へ向かいました。とても社内はガタンゴトンとうるさく話すのも一苦労しました。
f:id:kodai-hattori-7h:20150906194335j:image
 ベトナムではタクシーやバイクによる移動中心のため、正直なところ、そこまで列車の需要はないです。現在、日本のODAホーチミンに地下鉄が作られてますが、足のようにバイク移動をするこの国ではなかなか乗ることはないのではと思います。ベトナムのお札の質があまり良くないため、日本のように券売機を使って切符を買えないのも問題として挙げられます。まだまだ発展途上なところですね。ODAは国際的な都合でもあるのでしょう。
 列車で先生に自分のベトナムでの価値観といいますか、自分なりに感じたことを考えるのは良いと伺いました。色々な企業の方からお話を頂くのですが、鵜呑みにするのではなく自分でもベトナムの価値観形成を行いたいです。

 40分くらいかけてドンナイ省まで行き教会へ行きました。ベトナムの約10%はキリスト教ですがベトナム社会主義のため、あまり良しとはされていません。法律では信仰の自由は規定されてますが法律自体がゆるいこの国では難しいです。宗教というのはデリケートな印象を受けました。宗教に関しては何も言えませんが全て人間が考えたものであり、それは間違ってると人の立場では言えないとベトナムで実感しました。
f:id:kodai-hattori-7h:20150906225012j:image
 
 今日は他のインターンをしている人の話を聞くとすごく刺激になりました。例えば、日本人学校で日本語を教えるとき、遊ぶというのは日本では多種多様の意味ですがここベトナムではそれを教えるのが難しい。娯楽の数が少ないのも1つの原因なのかなと思いました。どうしても文化の違いが言葉に表面化すると思いました。
 それぞれ、貴重な経験を直接聞けた今日は本当に良い1日でした。まだ、早いですがこうした機会を設定してくれた御園生先生や木村さんなどに常に感謝の気持ちを忘れず、残りの1週間を大切に過ごします。








スポーツに国の壁はない

 

 今日は午前中はぼっちで1ドルフォーを食べ、のんびりとしていました。1ドルフォーといっておきながら、20円くらい値上がりしていましたがちっちゃいことは気にしない。それがベトナムだもん。

 今日は午後になって自分にとってやりたいことであった現地の少年野球チームの練習にお邪魔させて頂きました。自分でアポを取り、色々と準備をしていた苦労もあってかめっちゃくちゃ気合い入り家から集合場所までタクシーを使わず、高校のユニフォームで爆走しました。こんなOBでごめんない。でも野球が出来る喜びを感じました。

  場所は台湾人学校のグランドですが正直野球をやるのには適していません。理由はほとんど天然芝だから上手くボールが転がりません。ベトナムではサッカーが盛んなため、グランドではサッカーをすることを意識しているのかなという設計でしょう。 

f:id:kodai-hattori-7h:20150906001906j:plain

 これが僕が参加したサイゴンフェニックスというチームです。そこでは日本人学校に通う小3から中3の子たちが毎週土曜日に練習しています。練習も日本とは全然変わらず、キャッチボール、トスバッティング、ノックといったメニューです。

 ベトナムで野球やっている子たちはどうしても野球をやりたいという理由以外にも運動する場所がホーチミン市内にはあまりない理由もあります。ここホーチミンは娯楽はあまりないので野球やらせていると言うママさんもいました。日本と違ってベトナムでは遊び、スポーツの種類があんまりないのかと思いました。そんな現実で、野球をどう教えるのか監督さんの苦悩もあります。野球を何となくやっているのにミスして怒られるのが嫌だという子も多少いるので、嫌いになって欲しくない。野球を楽しくやるのがここホーチミンでは大事です。ただ、サイゴンフェニックスで1番の問題は試合が出来ない。野球というのは試合があるから、練習をするものです。試合はたまにオーストラリア人のチームとやる程度、これでは野球を楽しむのは結構辛いですね。人数も学年によってまちまちでチームのレベルがある程度合わせるのは難しいものです。それだけベトナムでは野球が盛んではない現状にぶつかりました。2020年に東京オリンピックで野球を正式種目にしようといった広告を目にしますが、途上国ではまだまだ定着していないですね。うーん難しい。

 ベトナムに来てほとんど毎日萎縮、石館さんにも萎縮していますが今日初めてアイデンティティを取り戻したのか、ノックでは特大ホームランを打ったり、オッケーーーイ、ナイスボールゥ、イイネファーストと一人で声だしをしていました。サイゴンフェニックスはあまり声出ししない(選手へ監督も言いにくい)のが特徴ですが自分はお構いなく声を出してました。そんな時、自分に合わせて声を出してくれる方がいました。

f:id:kodai-hattori-7h:20150905235603j:plain

 なんとベトナム人のユンさんです。ちょっとお話していると意気投合して名刺交換をしてしまいました。彼はペタンクというスポーツのコーチを生業としている方です。驚くなかれ、彼はナショナルチームにいたこともある人でそれは日本でいう侍JAPANであり、ベトナム代表でした。現在はなくなったらしいのですが、彼は日本の石川県の星陵高校(松井秀喜本田圭佑の出身)にいったこともあるらしく山下監督のことも知ってましたし、昨年度はベトナムの野球チームの監督として日本に遠征したという連続して驚きです。どこで野球を学んだのかは濁されてしまいましたが、野球が大好きと言ってくれたユンさんに僕は感激してしまいました。日本語も少々話してくれるなどのコミュニケーションを取りましたが僕らに共通しているのは野球が好き、それだけです。それには国の壁はないのだと野球の競技人口が少ないベトナムで肌身を持って知りました。 

 その後、サイゴンフェニックスで出会った藤堂さんというみらい幼稚園で働く方とご飯を食べました。この方からも貴重なお話を伺えました。ベトナムに来てひしひしと思うのは日本人の繋がりが密接になったことです。異国の地で日本人に会うことに良い機会だからと積極的に聞ける自分がいます。

 今日はこんな長文ですがそれだけ自分は野球が好きなんだと思い、ベトナムでも野球をもっと教えたい自分が生まれました。日本人の子どもたちのキラキラした笑顔をベトナムの子どもたちからも見たいです。今日であったユンさんのような方が増えてくれるのが嬉しいです。それではごきげんよう。

 

 

 

はじめてのちょうさ

 どうも車に乗り込むと頭をぶつけてしまい、イテエーと叫んでしまう服部です。疲れてしまうとしばしば行ってしまいタクシーの運ちゃんに驚かれます。ベトナムの方は小柄な人が多く、タクシーやドアなどの高さが低い場合があります。肩幅がある自分があるくと目立っているのでしょう。じろじろ見られます。大したやつでもないのに・・

 今日はインターン先で初めて業務と言いますか、市場調査を行いました。具体的には特定の文房具の値段を聞いてこいというもので、簡単そうに見えて、かなり大変なものでした・・スマホで文房具屋を調べられる訳ではありません。なぜなら文房具は個人の商店で売っていることが多く、地図には載っていないからです。ではどうするのか、暇そうな人を捕まえて聞くのです。これにもまた問題があります・・そう言葉の壁が厚い。文房具は何処で売ってますかを聞き回り返事も分からないから指さしで、指さされた場所まで歩く。そして、分からなくなればまた聞くの繰り返しです。こうして3,4軒回り見事目的である値段を聞くことに成功しました。こんなことは日本ではなかなかできないですよね?

 ここで感じたのはほとんどの方がしっかり答えてくれました。分からない人も、分からないと答えてくれたり、怖そうなおじさんも笑顔で教えてくれたりしてくれて心があったかくなりました。日本だといきなり知らない人から話しかけられると自分もそうですが警戒してしまうと思います。ベトナムホーチミンだからこそなんだと思います。写真は市場調査のために伺ったお店です。

f:id:kodai-hattori-7h:20150904201345j:plain

 今日は最後にサイゴンスカイデッキに向かいました。262メートルのビルでしたが、なんとこのビルはベトナムの象徴である蓮の花がモチーフになっているらしいとのことです。

f:id:kodai-hattori-7h:20150904201330j:plain

 そこからの写真です。なんだか、法政のボアソナードタワーかよと思ったかも知れませんが安心してください。ホーチミンですから。ホーチミン市内は開発進んでいますが、計画が頓挫したりしたビルもあることや道が狭いため円滑に車が動いてないことといった現実も見受けられました。写真にあるビルも日系企業などの外資が多いため、ベトナムで行うビジネスに使われます。あるベトナム人がビルをあれもこれも日本人のもの、日本人金持ちと言っていました。裕福になるのは日本ではなく、ベトナム人全員じゃないのかと感じました。

つまらないことばかりで申し訳ありません。ではではごきげんよう。

 

海外で働く人

 こんにちは、インターンも二日目です。今日は営業についていき、お客様に対するカタログ配布などを行いました。これはLong Duc工業団地の写真です。色々な日系企業の工場がありました。テルモオリンパス、味の素などの工場がありました。

 営業の場ではすごく緊張しました。普段、学生の立場では到底味わうことの出来ない雰囲気、緊張感で精神的に疲れました。ここで見習いたいことは、商談の場でいきなり営業の話しをするのではなく、世間話をしていきコミュニケーションを取ることです。トラブルが発生したときにある程度、コミュニケーションがあれば円滑に解決できるからです。これはビジネスだけでなく、人間関係を形成するうえで大事な事だと思いました。

 

f:id:kodai-hattori-7h:20150903213955j:plain

 

お昼には鵜川さんというLong Duc工業団地で働く方とランチミーティングを行いました。

 

 興味深かったのは、将来的には多くの日本人が海外で働くようになると思うとおっしゃていました。今ですら、小さな町工場の職人さんが海外で技術を教えるために働く時代です。海外で働く覚悟を持たねばと思いました。僕自身海外で働くイメージは持てていませんが、いざ働くとなると自分にとって影響するだろうと思いました。ただベトナムで働く日本の方はみんな、良い人、優秀な人ばかりです。こういう形になるのだろうか。将来を考えたいです。 

 また、そこでは日系企業が多いため日本食レストランがありました。久しぶりにカレーを食べました。これはレストランの壁です。明日も早いので今日はここまでごきげんよう

f:id:kodai-hattori-7h:20150903214031j:plain

 

エキゾチックベトナム

 どうも、あまりの色の黒さで今日ベトナム人に間違えられた服部です。あなたの顔は東南アジアぽいと言われ、なるほど日本では受けいられてなかったのか??と自問自答をしています。(笑) 

 さて今日はベトナム独立記念日らしく祝日でした。なので市内を見て回りました。

f:id:kodai-hattori-7h:20150902211227j:plain

 これはお昼に食べたバインセオと生春巻きですね。バインセオは日本のお好み焼きみたいなものですね。とても大きかったです。あんまり食べ物を出してないので、紹介しました。まあ、まだまだベトナム料理は慣れていないかなと思いました。

f:id:kodai-hattori-7h:20150902211125j:plain

 これがティエンハウが祀られているベトナム最古の寺院を訪れました。日本の仏教とは多少違う印象を受けました。中の仏像の顔が日本では穏やかな笑顔ですがこちらでは激しい顔をしているものもあり、文化の違いを感じました。考えてみれば日本でも、正月やったりクリスマスやったり、ハロウィンやったりとバレンタインやったりなどなど独特の進化を遂げてますよね。これはどの国でも進化しているのだと思います。

 その後、服部はサイゴン動植物園に向かいました。

f:id:kodai-hattori-7h:20150902211057j:plain

 こちらでは恥ずかしながらはしゃいでしまいました。ゾウやトラ、ワニをみることができました。見物人は休日のため、かなり多かったです。残念ながら、パンダはベトナムにはいません・・しょんぼりです。

 ベトナムに来て思ったのは日本の製品がかなり多いです。バイクや車を見てもホンダやトヨタばっかりです。ショベルカーやタンクローリーも日本製、なぜこんな多い理由の一つとして、機械の性能の寿命が長いからです。日本の技術に感心しますが、やはりベトナムは途上国の印象を持っている自分とすれば、ベトナム人の技術力は向上するのかが疑問だと思います。日本の企業とすれば良いマーケットですが、ベトナムの今後においてはどうなのか。今後もベトナムのビジネスについて学んでいきます。それではごきげんよう。さようなら

 

インターンだよ、ホーチミン

 ホーチミンからこんばんは、服部です。今日はインターン初日ですが密度がかなり濃かったです。一日がすごく長かったですが、素晴らしい一日でした。では今日の服部ダイジェストに参りましょう。

 朝は6時半にバスで待ち合わせしてから、無事に浅野さんと合流してハイエースインターン先のQUICK QUICKへ行きました。QUICK QUICKはベトナムにおけるオフィス用品の卸売業者です・日本と違いベトナムでは値段がまちまちであったり個数に制限があったりと不便ですがそれをここで解決しました。こっちでいうAmazonみたいなことをしているイメージです。

 午前中浅野さんによるベトナム経済事情の説明を受けていました。途中に別の会社の社長さんと立命館大のインターン生が来られました。その二人がどちらもすごい経験をしていられて、かっこよかったです。特に社長さんがすごい素敵な方でベトナム語が堪能でカリスマ 性があってと・・おっと脱線しましたね。昨日の白井さんもそうですがベトナムで会う日本人の方々は輝いてる、生き生きとしている印象を持っています。自分も見習いたいです。

 午後には営業回りでホーチミン市内に回っていました。その途中、出会った豊田通商の原田さんという方に出会いました。その方のお話で印象に残ったのは、キャリアをデザインすることは別に気にしなくてもいいじゃん。人生は外的要因に左右されるからだよ。というお言葉です。日頃から将来の自分を考えていた自分にとって深い意味を感じました。人生、何が起きるか分かりませんよね。でも、大事なのは根幹をはっきりさせること、原田さんもベトナムにいるという信念を持っていました。自分もしっかりとした信念をもって生きていきたいです。営業先のホテル写真です。

f:id:kodai-hattori-7h:20150901233151j:plain

 夜に近所の店でうどんを食べました。オーナーさんが日本の方で色々と話しをしてくださり感謝です。今日はこの辺で失礼します。ごきげんよう。

長かった一日・・

 こんばんは、服部です。今日のホーチミンは暑かったです。日本のように蒸し暑さでした。今日は長かった一日でした。とても面白い一日でしたので、いくつかピックアップしたいです。

 朝、ホーチミン市内にある戦争証跡博物館に行って参りました。

f:id:kodai-hattori-7h:20150831221005j:plain

ベトナム国への証跡罪悪、関連最悪結果についての研究、集中、展示などの業務が目的となっています。左側にあるのはアメリカ米軍の戦闘機です。ここでの印象に残ったことは二階にあった枯葉剤と爆撃による被害者の写真パネルです。少々、ショッキングな内容ですのでご理解をお願いします。まず枯葉剤の影響である新生児の目がかっと見開いた写真が忘れられません。その目が平和に対しての訴え、こんなことをした者への怒りを自分は赤ちゃんから感じました。また、ナパーム弾によって全身丸焦げになった親子の遺体の写真もまた、何も罪のないのに戦争に巻き込まれたと感じ、痛まれないです。先生から借りたベトナム映画にも出てきた奇形児の写真もありました。他の観光客はこうしたところを見ずに、避けてアメリカ軍の戦闘などのパネルを見ていた。罪のない民間人の被害や祖国のために戦い、傷ついた兵士を見ずに大切なことは分かるのだろうか。

 お昼にレストラン「ムンライ」のオーナー、白井さんの話を伺いました。ムンライでは恵まれない若者への職業支援を目的にしているレストランです。先生が尊敬しているとおっしゃていたように、僕にとっては素敵な輝いている方に見えました。白井さんはサービスの概念を浸透させようと教えているとおっしゃていた。そのお話の途中、スタッフが僕の少なくなったグラスに注いでくれました。ベトナムに来て、初めておもてなしを受けたと感じたその瞬間、猛烈に感動しました。白井さんの教えの証拠ですよね。ベトナムではまだサービスは難しいですが、されると嬉しいし、ついありがとうと言うと相手も嬉しいですよね。ホスピタリティーの良さを感じました。

 最後に、せっかくなのでイオンベトナムに行きました。その途中、乗り換えのバスで困っていたときベトナム人のおばちゃんが色々と世話を焼いてくれてありがたかったです。そのおばちゃんに良い機会だから日本から来たと伝えたら、オージャパンと答えてくれコミュニケーションが出来ました。小さな事ですが自分にとっては大きな経験でした。長くなったのでこのあたりでごきげんよう。

f:id:kodai-hattori-7h:20150831221810j:plain